“羽鳥推し”も新参戦!フリー女子アナ椅子取りゲームの行方

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 フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベス(28)が15日放送の「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演し話題となっている。

 聞き慣れない名前のハードキャッスルは、羽鳥慎一(49)が推薦する“2年後に化ける美女”として登場。出演メンバーから、まずは名前についてイジられまくった後、特技という「カイヤのモノマネ」を披露。有田哲平(50)や上田晋也(50)と大いに盛り上がり、上田も「『さんま御殿』5回いける!」と太鼓判を押した。

 ハードキャッスルは、イギリス人の父と日本人の母を持つハーフ。成城大学卒業後、2015年に山梨放送に入社。学生時代は「ミス成城キャンパスコンテスト2011」に輝いた才媛だ。19年3月にフリーに転身し、現在、セント・フォースに所属している。

「現在、『news every.』でカルチャーコーナーを担当している。もともと、美人でひょうきんなタイプだが、ここまではっちゃけた姿を見せたことはありません。しょせん、情報コーナーの担当など現実的には2、3年で代わる使い捨てですから、今回の出演は彼女にとって相当おいしかったはず。今後は仕事の幅も広がり、オファーも増えるんじゃないですかね」(キー局関係者)

 確かにフリーアナ戦国時代といわれる今、局アナからフリーに転身しても鳴かず飛ばずの人は枚挙にいとまがない。女子アナ評論家の松本京也氏はこう話す。

「政治家や弁護士に転身していく人からグラビアに活路を見いだす人まで、まさにさまざまですが、活躍できる分野や年齢の幅は広がっている気がします。フリーアナという枠にとらわれず活動の幅を広げていく人も多い。しかし、一度、アナウンサーという色が付いていますから、フリーアナとしても、それ以外の分野でも、生き残っていくには、資格やキャラなど、突出した“一芸”をモノにできるかでしょうね」

一芸がないと生き残れず…

 確かに本格的に女優に転身し、今では運動や食事などの高い意識を持ち“美のカリスマ”と呼ばれるに至った田中みな実(34)のように、プラスアルファの“一芸”を掴んだ元アナは強い。

 一方で、3月末での退社が明らかになったNHKの近江友里恵アナ(32)は、フリーアナになることや家庭に入ることは否定。「私の中でぜひ挑戦したいこと、新しく勉強したいことがありまして、アナウンサー以外の仕事に挑戦する予定です」とコメントしている。一部では「法曹関係の仕事を考えているようだ」とも報じられているが、これもアナウンサーに見切りをつけ、全く別の分野で“一芸”を求める動きと言えるだろう。

 いずれにせよ、ハードキャッスルは、芸人顔負けの高いバラエティー適性という“一芸”でブレークするかも知れない。

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