著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

ダーティーなイメージを覆した長谷川博己「光秀」の大義は

公開日: 更新日:

 というわけで、今後の見どころを勝手に紹介したい。まずは人物編。

 なんとしてもその目に焼きつけておきたいのは坂東玉三郎演じる正親町天皇だ。なんと今回が初めてのテレビドラマ出演という。

「半沢直樹」の香川照之(市川中車)以降、歌舞伎俳優がテレビドラマに出演し、その存在感を見せつけているが、とうとうラスボスがお出ましになった感も。そのご尊顔を拝見できるだけでもう……そのありがたさはまさに帝級。

 そして、“戦国一の美女”と称された光秀の娘・たま(のちの細川ガラシャ)を演じる芦田愛菜。初大河は6歳の時。「江~姫たちの戦国~」で宮沢りえ演じる茶々の幼少時代を演じた。9年ぶりの大河でその成長を見られるのはうれしい。

 ほかにも、戦災孤児から、いまや、丸薬で大儲けの実業家にして、将軍・足利義昭の寵愛を受ける門脇麦演じる駒が、どこまで出世していくのか、とか、その師匠、いっこうに年を取らない堺正章演じる望月東庵など、オリジナルキャラクターの行く末も気になる。

染谷将太・信長がどんな最期を遂げるのか

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体