著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

“脇職人”みちょぱ 絶妙スタンスを生んだ彼女の飽きっぽさ

公開日: 更新日:

「同世代ぐらいの女の子のタレントさんとか、共演したら静かにしろよって思っちゃう」(池田美優フジテレビ「おかべろ」5月17日放送)

みちょぱ」こと池田美優(21)といえば「若者枠、女性の紅一点枠、モデル枠、コメント枠、リアクション枠、おバカ枠、毒舌・ヒール枠、すべてを兼ね備えてる」と、かまいたち山内らが大絶賛。「アメトーーク!」(テレビ朝日)で「みちょぱスゴイぞ芸人」なる企画が放送(2020年4月2日)されたことが記憶に新しい。

 この番組でロッチ中岡は「鈴木奈々ちゃんとか、菊地亜美ちゃんとかは、ハネたみたいなときあるじゃないですか。でも、ハネずに我慢して、影の脇役の存在でいてくれる」と、みちょぱを評した。そんな彼女が、無理に前に出て爪痕を残そうとする女性タレントに「イタいなあ」と思ってしまうと語った言葉を今週は取り上げたい。

 子供の頃から、あまり将来の夢とか願望はなく、「人生、なんとかなるさ」(読売新聞社「OTEKOMACHI」19年2月14日)と思っていた彼女は中学の時、渋谷の“サークル”に入った。当時、サークルには3つの系列があり、それぞれ10個ほどのサークルがあったという。彼女はその「1番下」のサークルの総代表をしていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体