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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

“ぶりっこ”みな実は周囲の願望に応えた律儀すぎるキャラ

公開日: 更新日:

「これからもずっと、ぶりっこだし、あざといし」(田中みな実日本テレビ「ザ・発言X~嫌われから大逆転の秘策告白SP」2月18日放送)

 田中みな実(33)といえば“ぶりっこ”キャラ。「嫌いな女性アナウンサー」で1位になるなど、女性に嫌われていたイメージだった。けれど、昨年ごろから大きく風向きが変わった。「好きな女性アナウンサー」ランキングで2位に選ばれ、ドラマにも出演。写真集を出せば大ヒットを記録した。その人気を支えているのは女性だという。

 彼女は番組で嫌われている時の心境を「知らないよりかは嫌われてる方がいい」と振り返った。共演者から「ぶりっこはキャラだったの?」と問われると、「そういう部分も、もちろん持ち合わせている」と返答した上で語ったのが今週の言葉だ。彼女自身は変わらないが、それが支持されている「今は世の中がちょっと不思議な感じになってるんだな」と思っていると続けた。

 小6までアメリカで育った彼女は、中学・高校では日本の女子校に入学した。だから、自分がぶりっこかどうかは分からなかった。けれど、青山学院大学で共学となり、「たぶん、そういうところもあるんだろうな」と思ったという(日本テレビ「おしゃれイズム」19年12月15日)。

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