「3年A組」最終回15.4% 菅田将暉は本格俳優へ確実に脱皮

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 俳優の菅田将暉(26)が主演する「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(日本テレビ系)が10日に最終回を迎え、視聴率は15.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と過去最高を更新、放映後にHuluで配信されたスピンオフ番組はサーバーがダウンするほどの人気ぶりを見せた。

 ドラマは菅田演じる高校教師の柊一颯(ひいらぎ・いぶき)が生徒29人を人質にとって、自殺した生徒の真相を探る物語。ミステリーをベースにSNSの功罪を風刺、ネット社会の心の闇をえぐる内容が視聴者を捉え、「Let’s Think!」のセリフも話題に。ラストの7分にもわたる菅田の迫真の長ゼリフはネットでも「演技がヤバイ!」と絶賛。初回10.2%から順調に上向き、同枠での最高記録「デスノート」の14.1%を上回る有終の美を飾った。

 菅田は先月21日に発売した芸能活動10周年の記念写真集が週刊売り上げ・写真集部門で1位を獲得し、発売1週間で重版も決定。17年にはソロデビューし、音楽性も評価されている。

 コラムニストの桧山珠美氏はこう言う。

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