著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

"ガンダム女王"森口博子の夢は 願うのでなく、決めること

公開日: 更新日:

「夢には締め切りがない」(森口博子/TBS「サワコの朝」12月8日放送)

 4歳の頃から歌手になりたいと思っていた森口博子(50)。そんな彼女が語った一言が、今週の言葉だ。

 森口博子の歌手人生は「ガンダム」と共にあったと言っても過言ではない。小学生の頃から母親に「歌手になって、おうちを一軒プレゼントする」と言っていたという。しかし、中学生になって、数多くのオーディションにことごとく落ちてしまった。そんな中、ようやく17歳で手にしたチャンスが1985年に始まったアニメ「機動戦士Zガンダム」(テレビ朝日)の主題歌を歌うことだった。

 だが、その後は鳴かず飛ばず。事務所からは「才能がないから福岡へ帰れ」とまで言われた。けれど、森口は諦めなかった。「なんでもやります」と言うと、顔と名前を売るためにバラエティー番組に進出。「鶴ちゃんのプッツン5」(日本テレビ)で、「オスのロバを口説け」という“ムチャブリ”にも「ロバリン」と呼び、耳に息を吹きかける機転を見せ、一気に「バラドル」としての才能を開花させた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    河合優実が日本アカデミー賞「最優秀主演女優賞」の舞台裏…石原さとみと激しいガチンコ勝負

  2. 2

    旧安倍派「石破降ろし」フルスロットルのワケ…恨み骨髄!引き金は森友文書の開示決定だった

  3. 3

    杉田水脈氏「炎上ヘイト論文」再掲し《本当に差別主義者ですか?》…開き直り上等の無反省

  4. 4

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  5. 5

    フジテレビ“女子アナ王国”崩壊のドミノ状態…永島優美&椿原慶子に加え、岸本理沙アナも電撃退社へ

  1. 6

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  2. 7

    愛子さまに、佳子さまご結婚後も皇室に残る案が進展も…皇族数減少の課題にご本人の意思は?

  3. 8

    エキスポ駅伝2チーム辞退に《やっぱりな》の声…実業団に3月の戦いは厳しいか

  4. 9

    芦田愛菜が"CM起用社数"対決で橋本環奈に圧勝の流れ ノースキャンダル&インテリイメージの強さ

  5. 10

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に