「誰かがこの町で」佐野広実著

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「誰かがこの町で」佐野広実著

 法律事務所の調査員・真崎は、所長の喜久子から19年前に失踪した友人の望月良子の一家について調べてほしいと頼まれる。良子の娘・麻希が訪ねてきたという。麻希は一家の失踪前に預けられた施設で育ち、親を探しているらしい。

 喜久子はなぜ麻希が自分の存在を知っていたのか疑問を抱く。麻希に会いに行った真崎は、彼女から施設に保管されていた書類を見せられる。書類には万が一、麻希について施設に照会があった場合は、本人に危険が及ぶ可能性があるので、アメリカに留学中の喜久子に連絡をして、麻希を引き渡してほしいと記されていた。

 真崎は、かつて望月一家が暮らしていた町に向かう。同じころ、その町では誘拐殺人事件の犯人探しが始まっていた。

 WOWOWで話題のドラマの原作だ。

(講談社 957円)

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