ホークス一筋37年 元名物広報が見た「鷹の真実」
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《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド
過去、さまざまな選手がプロ野球の門を叩きましたが、スチュワート・ジュニア(24)ほど入団経緯が珍しい選手もいないでしょう。 2018年メジャーのドラフトでブレーブスから1巡目、全体8位で指名…
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《周東佑京の巻》育成時代は頭を抱えるほど手を焼いたアピール下手のスピードスター
足だけでプロ入りと支配下枠を勝ち取り、日本代表にも選ばれたスピードスター。それが周東佑京(28)です。 2017年育成ドラフト2位で指名されたのは足の速さが群を抜いていたからです。当時、ホー…
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《甲斐拓也の巻》「人は人、自分は自分」の言葉を胸に刻んで這い上がった苦労人
ソフトバンクのキャンプは一軍に相当するA組と二軍相当のB組に分かれており、同じ敷地内で行っています。ある年のキャンプ中、たまたまB組のグラウンドに目を向けると、捕手が練習をしていた。 その中…
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《東浜巨の巻》「鷹の祭典」の試合中、「このユニホーム洗えますかね?」と言われたワケ
僕が二軍広報時代、いいかげんなキャッチボールをする二軍や三軍選手によく言っていたことがあります。 「おまえら、ただ投げてるだけやん。プロのキャッチボールやないぞ。ほら、あそこで投げてるヤツ見て…
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《モイネロの巻》サファテに可愛がられた森唯斗に世話を焼かれ…「日本語はかなりしゃべれる」
中継ぎとしてはもちろん、今季から転向した先発でも活躍しているのが、キューバから来たリバン・モイネロ(28)です。 入団当時は線が細く、「MAX149キロの左腕」との触れ込みでしたが、当初は1…
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《長谷川勇也の巻》三冠王も認めた「鷹のソクラテス」でも…思い出すのは皆をヒヤヒヤさせた右翼守備
長谷川勇也(39)が置きティーバッティングを黙々と1時間以上やると、終わるのを待っていた中村晃が入れ替わりで同じくらい打つ。いずれも職人肌の選手で、「こいつら2人で何時間打つんや」と周囲の口をあんぐ…
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《中村晃の巻》プロ2年目を終えた未来の打撃職人に「ホームランを打て」とあえて注文を出したワケ
中村晃(34)といえば、ホークスの誇る打撃職人。練習でも一度打ち出したら納得いくまでバットを振り続ける、まるで刀鍛冶師のような男です。 その才能は、帝京高から2007年の高校生ドラフト3巡目…
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《今宮健太の巻》「1発かました」僕の目を臆さず睨み返した生意気根性に「大物になるかも」
ホークスの遊撃手として、長年活躍する今宮健太(33)。元投手ならではの強肩と守備範囲の広さに定評があります。 初めて見たのは入団1年目の2010年の新人合同自主トレ。明豊高時代は投手として活…
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《和田毅 #2》メディア非公開、超過酷自主トレの裏側「だからオフの方がきついって言ったじゃないですか」
プロ野球選手がオフシーズンの練習をメディアに披露する「公開自主トレ」という文化が、球界にはあります。 過酷な自主トレで知られる和田毅(43)も例外ではありませんが、実はあれ、メディア向けのメ…
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《和田毅 #1》メジャー出戻り直後、「僕のやってきたことは間違いじゃなかった」と声を上げた
杉内俊哉(現巨人投手コーチ)と共に、左腕の二枚看板として他球団に恐れられた選手、それが和田毅(43)です。 早大時代に江川卓さんが保持していた443奪三振の六大学野球記録を塗り替える476奪…
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《柳田悠岐 #2》人並み以上のスピードとパワーを兼ね揃えていたがゆえの落とし穴
現在、チームを指揮している小久保監督が現役を引退したのは2012年。プロ2年目の柳田はその年、68試合で5本塁打、18打点と一軍定着の足がかりをつくりました。 現役時代の小久保は若手にハッパ…
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《柳田悠岐 #1》広島弁封印で「もう会見は勘弁してください」と泣きが入った若手時代
今やソフトバンクの顔とも言えるのが、柳田悠岐(35)です。 2020年と昨季は最多安打のタイトルを獲得し、ホームランも17年以降は19年を除いて毎年20本以上。パワーとスピードを兼ね備えたホ…
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《小久保監督 #2》「昭和の古さ」と「令和の新しさ」が融合した柔軟的思考の勉強家
2012年に現役を引退した小久保裕紀監督(52)が指導者としてホークスに復帰したのは21年。当初はヘッドコーチに就任しましたが、なにしろ厳しい人なので選手からはやや怖がられていました。 22…
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《小久保監督 #1》球団に異例の直談判…入団早々にチームのルールを変えさせた練習の虫
今季からソフトバンクの指揮を執る小久保裕紀監督(52)。チームは4年ぶりのリーグ優勝、日本一に向けて首位を快走していますが、現役時代からリーダーシップに優れ、野球に取り組む姿勢は誰もが認めていました…