Dr.中川 がんサバイバーの知恵
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精巣がんでは精子凍結保存で抗がん剤治療後の子づくりに備える
精巣にがんが……。そんな診断を受けたら、男性は男としての行く末を考えるかもしれません。そのがんと闘っているのが、ダルビッシュ賢太さん(31)。そう、WBC日本代表で投手陣の大黒柱・ダルビッシュ有さん…
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29歳の女流棋士・堀彩乃さんが舌がん罹患 2週間以上の口内炎は専門医へ
人生の楽しみの一つに食事があると思います。そんな楽しみを奪いかねないのが舌がんで、女流棋士の堀彩乃さんが罹患したことを公表されました。まだ29歳。この報道に驚いた方は、少なくないでしょう。 …
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後藤祐樹は「変わってあげたい」と…妻が子宮頚がん、夫も悩む子供と治療の問題
妻ががんになったら、夫もつらいでしょう。そう思わせるツイートが話題になっています。元モーニング娘。の後藤真希さん(37)の弟でタレントの後藤祐樹さん(36)の投稿です。 報道を総合すると、後…
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お笑い芸人オガタ。さんが36歳で急逝…大腸がん若年発症の要因は?
まだ若いのに……。多くの方がそう思ったでしょう。お笑いコンビ、ザ・ギンギンマルのオガタ。さんが大腸がんで亡くなったと報じられています。まだ36歳です。 報道によると、2020年の秋に直腸がん…
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秋野暢子さんがブログで吐露…抗がん剤後遺症の痺れ対策に生活の工夫を
「相変わらず足が痺(しび)れてます」 食道がんで闘病中の女優・秋野暢子さん(66)は今月6日、こんな書き出しで自らのブログに近況を報告しました。読者の方が驚くのは、次の記述でしょう。 「…
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TBS向井政生アナが他界…唾液腺がんは顔面神経の再建が重要
TBSアナウンサーの向井政生さんが先月21日、顎下腺がんで亡くなったと報じられました。一般の方には耳慣れない病名でしょうが、今回はこのがんについて。 顎下腺とは、唾液を分泌する唾液腺のひとつ…
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日本エレキテル連合・中野聡子の投稿で注目 子宮がん「体部」と「頸部」とでは組織も治療も違う
お笑いコンビ・日本エレキテル連合の中野聡子さん(39)は、昨年12月に予定されていた単独ライブを子宮頚がんの治療のため中止すると公表していましたが、今月20日に「先生方に丁寧に調べていただいたところ…
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高橋幸宏さんは70歳で他界…脳腫瘍は原発性の方が転移性より手術が難しい
YMOのメンバーでドラマーの高橋幸宏さんが70年の生涯を閉じたと報じられました。大ヒットした「ライディーン」の作曲を手掛けたほか、ファッションリーダーとしても有名で、若いころは私もその着こなしをまね…
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坂本龍一さんは体力低下を告白 8割が苦しむ“がん悪液質”の2つのサイン
「かなり体力が落ちてしまって。1時間とか、1時間半とか、通常のコンサートは難しいです」 今月5日のNHKの番組に出演した音楽家の坂本龍一さん(70)はがんとの闘病生活についても触れ、最近の体調…
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箱根駅伝で実況の菅谷大介アナはすい臓がん克服…早期発見には管の拡張をチェックする
正月の風物詩といえば箱根駅伝でしょう。そのゴール地点で、駒沢大学が全日本、出雲と合わせて大学駅伝3冠を達成した瞬間を伝えた日本テレビ・アナウンサーの菅谷大介さんは昨年8月、すい臓がんであることを公表…
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「陽子線超小型装置」普及で広がる治療の可能性 江戸川病院で1号機導入へ
陽子線治療をご存じですか。放射線治療のひとつで、従来のX線に比べてがんにより高いエネルギーをピンポイントで照射できるためとても効果的ですが、がん患者が多い東京にはその施設がありませんでした。 …
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歌手・水木一郎さんが他界…肺がんの脳転移は放射線と薬の順番で予後が変わる
歌手・水木一郎さんの命を奪ったのは、肺がんでした。享年74。先月27日にライブでステージに上がってから9日後の訃報でした。肺がんは罹患数2位、死亡数1位で、日本人に多いがんですから、人ごとではありま…
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大腸がんの罹患率や死亡率 生活習慣の影響は遺伝的影響を上回るのか?
今回こそはベスト8へ。サッカーW杯で日本代表はドイツとスペインを破っただけに、期待が大きかったですが、クロアチアにPK負け。決勝トーナメント1勝して、8強入りの夢は持ち越しです。 それで思い…
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崔洋一監督が他界…「膀胱がん」の再発チェックはM時開脚で
映画監督・崔洋一さんの命を奪ったのは、膀胱(ぼうこう)がんでした。3年前にがんが見つかると、全摘されたそうですが、昨年春にリンパ節などへの転移が見つかり、今年1月になって、新たな抗がん剤治療を受けて…
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皮膚がんの病院選びは形成外科の実力も重要 ドイツ代表GKノイアーは3度手術
サッカーW杯の初戦で日本と対戦したドイツのGKノイアーは、カタールの日差しを気にしているようです。今月2日、自らのSNSで顔の皮膚がんで3度の手術を受けていたことを告白。開幕前の記者会見では「しっか…
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前立腺がんは遺伝子変異が関係?予防的摘出も W杯オランダ代表監督は放射線で克服
サッカーW杯カタール大会が20日に開幕します。私は暁星小中高時代にサッカー部でしたから、大のサッカーファン。日本戦はもちろん、サッカー強豪国の試合がとても楽しみです。 そんな中、注目している…
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天皇陛下の検査報道で注目 前立腺がん「PSA」と「MRI」の位置づけ
天皇陛下が前立腺を調べるためMRI検査を受けたところ、前立腺肥大でした。宮内庁は「特に懸念される所見はない」としていますが、月内に組織検査を受けるそうです。半年に1回ほど血液検査でPSAをチェック。…
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長崎大病院で医療事故…「ロボット手術」の安全性と医療施設の選択基準
長崎大学病院での医療事故が報じられました。報道によると、今年7月、県内の女性(当時54)が子宮体がんのため手術支援ロボット・ダビンチを使って子宮を全摘。8月1日に退院し3日後、下半身から大量出血し、…
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子宮頸がんステージ2bで手術はNG 世界標準を無視して被害も
「マザーキラー」をご存じでしょうか。子宮頚がんのことです。毎年1万1000人が罹患(りかん)するこのがんは、若い女性に多く、30代までが4割を占めています。出産年齢の女性の命を奪うため、そう呼ばれるの…
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秋野暢子さんは疑問を投稿 がんのステージは進行度、では余命との関わりは?
皆さんは、どう思われるでしょうか。女優の秋野暢子さん(65)は18日、自らのブログにがんのステージにまつわる疑問を投稿。「頸部食道癌、下咽頭癌、ステージ1~3、リンパ転移が認められる」と診断を語った…