テレビが10倍面白くなるコラム
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玉ちゃんもシラフで町中華ロケ…酒が「飲めない」飲み歩き番組の涙ぐましいアイデア
(コラムニスト・海原かみな) 「店に入っても、酒を出してもらえないのですから、番組が成り立ちません。お手上げです」と、飲み屋めぐり番組のプロデューサーは頭を抱える。新型コロナウイルスによる緊急事…
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コロナ無策の菅政権を追い込むワイドショー 厳しい番組は、逆にヌルいのは?
「不安を煽ってばかり」と批判されるが、新型コロナウイルスの情報を幅広く取り上げ、感染拡大の危機を必死に訴えてきたのは、テレビのワイドショーである。来週には東京の新規感染者は1万人を超えそうで、コメンテ…
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五輪開催で“バッサリ中断”の夏クールドラマ「明と暗」テレ朝のキントリは余裕綽々?
オリンピック放送のため夏クールの連続ドラマは次々と休止になって、人気や視聴率にも大きな影響がありそうだ。直撃を受けているのは、フジテレビ系の「ナイト・ドクター」(月曜午後9時)である。夜間救急チーム…
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東京五輪“オイシイ競技”の中継はNHKがいいとこ取り カネ持ちは強い!
東京オリンピックが始まり、じゃあ見てやるかとテレビをつけても、スポーツメディアもいまひとつ盛り上がっていないから、日本選手がいつ活躍するのか、“あおり”がほとんどない。 放送スタイルも民放は…
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東京五輪開会式はNHKが中継 視聴率目標なんと「50%」の仰天!
NHKは東京オリンピック・パラリンピックの中継・関連番組に、人気の女性アナウンサーをこれでもかと並べた。 「開会式は美人で安定感抜群の和久田麻由子、閉会式は愛嬌が魅力の桑子真帆と、二枚看板を惜…
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夏ドラマに恋愛ものが7本も…意外な“仕掛け人”と横並びの弊害
オリンピックをはさむため、夏ドラマが早々にスタートした。目立つのは恋愛ものだ。深夜帯も入れれば7本もある。新型コロナ感染でそれでなくても重苦しいご時世なので、悲恋や哀切物語はなし。「彼女はキレイだっ…
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東京五輪テレビ中継は何もかもが前代未聞…盛り上げたいけどハシャげないジレンマ
オリンピック放送はどこまで盛り上がっていいのかなあ――テレビ各局の困惑が目に見えるようである。国内世論、専門家の警告、海外メディアの皮肉を蹴散らして、東京オリンピック・パラリンピックは無理押し開催さ…
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NHK「大富豪同心」女性ファン急増中!大河とは違うエンタメ時代劇なぜ支持される
NHK・BS時代劇「大富豪同心 弐」(BSプレミアム金曜午後8時)が、なかなかの人気だ。江戸で一番の札差・三国屋徳右衛門の放蕩三昧の孫・卯之吉は、おじいちゃんの酔狂で南町奉行所の廻り方同心にさせられ…
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大島優子は名脇役に成長 今や元AKB48で一番の「勝ち組」に
しょせんは「AKB48」上がりのキワモノとみられた大島優子(32)をドラマに起用したら、「あら、結構うまいじゃん」となって、その後はテレビだけではなく、映画、舞台と活動の場を広げてきたが、ここへきて…
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西島秀俊がキムタクを超え!シェフを演じさせたらピカイチ
西島秀俊は朝ドラの気象予報士より、料理人のほうがずっと様になる。「シェフは名探偵」(テレビ東京系)では、東京・千駄ケ谷の小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフを演じているのだが、食材…
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コロナ対策で一番緩んでいるのがお笑いバラエティー番組
日本で新型コロナウイルス感染が蔓延して1年半、おそらく今が最も危機的な状況だ。緊急事態宣言を2カ月近く出しっぱなしにしても、重症感染者減少や医療崩壊食い止めの見通しは立たないし、ワクチン接種が進んで…
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「青天を衝け」平岡円四郎ロス 堤真一“退場”にがっかり
NHK大河ドラマ「青天を衝け」の“平岡円四郎ロス”が広がりそうである。一橋慶喜(草彅剛)の腹心で、志士気取りの跳ねっ返りの渋沢栄一(吉沢亮)をあえて召し抱える太っ腹の家老並を堤真一が好演しているが、…
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テレビ局は五輪中止を織り込み済み 通常番組で穴埋め準備
東京オリンピック・パラリンピックは、もはや「大会中止決定のXデーはいつか」だけが話題だが、気が気でないのは、660億円の放送権料を払い、空前の放送態勢を敷いているNHKと民放テレビ各局だろう。中止に…
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江口のりこ「ソロ活女子」好評は“ボソボソ独り言”にアリ
春ドラマ人気は、北川景子(「リコカツ」TBS系)、石原さとみ(「恋はDeepに」日本テレビ系)、吉岡里帆(「レンアイ漫画家」フジテレビ系)の三つ巴の争いといわれているけれど、いやいや、女性に支持され…
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DASH村で再びコメ作り始めた「5人→3人」新生TOKIOの多難
「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)で、新生「TOKIO」がDASH村コメ作りを再開した。東日本大震災の原発事故で避難を強いられて以来10年ぶりである。ただ、DASH村のある浪江町津島地区はいま…
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春の連ドラ「編集者・出版社社員モノ」が7本集中のナゼ
春ドラマで“編集者”たちが元気だ。 「リコカツ」(TBS系)の北川景子はファッション誌、「半径5メートル」(NHK)の芳根京子と永作博美は女性週刊誌、「カラフラブル~ジェンダーレス男子に愛され…
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NHK「おちょやん」が不人気 話題にもならないのはなぜか
NHK連続テレビ小説「おちょやん」は最終話まであと3週だが、「たった2ポイントちょっとなのに、こんなにも違うのか」と出演者もスタッフもため息をついているに違いない。 ■前作「エール」とはえらい…
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ワイドショーのコロナ特集は高視聴率ネタ 現場はヘトヘト
「もっと“密”の画はないの!?」 ディレクターからこんな注文を出されて、いまテレビのカメラマンやリポーターたちは困惑している。 「まん延防止(まん延防止等重点措置)が適用されても相変わら…
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TBS「ラヴィット!」は低視聴率でもOK おカネは入ってくる
朝8時台の情報番組戦争で一人負けだったTBSは「グッとラック!」から差し替えた「ラヴィット!」でもボロボロの惨敗なのだが、まったくめげていないという。スタート2週間にして世帯視聴率1%台と、軽く2ケ…
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武田氏は昇進か NHK看板キャスター異動の真相が見えてきた
NHK「ニュースウオッチ9」と「クローズアップ現代+」のキャスターが、先月末で交代した。前任の有馬嘉男(55)と武田真一(53)は、菅義偉首相、二階俊博自民党幹事長の不興を買ったための左遷という“解…