権藤博の「奔放主義」
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ペナントレース終盤の戦い方 今はアクセルを踏むのはまだ早い
私が中日の二軍投手コーチとして指導者人生をスタートさせたばかりの頃だから、もう50年近く前のことになる。ウエスタンリーグの試合で遠征したある日の夜、大阪球場を訪ねた。ナイターでの一軍戦に備えて練習中…
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今オフにも開催「現役ドラフト」は阪神の英断に期待 藤浪クラスが市場に出てこそ意味がある
果たして、掲げたお題目通りの成果が得られるのか。やや懐疑的に見ているのが、今オフにも開催されるという「現役ドラフト」のことである。 出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させる狙い。趣旨には…
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第4回WBCを辞退…あの時の大谷翔平のなんとも言えぬ表情が忘れられない
「出たい気持ちはもちろんある」 エンゼルスの大谷翔平が、来年3月に開催される第5回WBCへの出場に意欲を示した。すでに球団とは話し合っているそうで、「(日本代表に選出された場合)快く引き受けて…
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西武・中村剛也の「三振日本記録」は素晴らしい! いい三振・悪い三振とは
西武の中村剛也(38)が6日、通算三振数の日本記録を更新した。 本塁打王に輝くこと6度。一発か三振か──プロ21年で喫した1956三振は、446本の本塁打を積み上げて「おかわり」の愛称で親し…
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中日・根尾昴の投手転向には大賛成も…まだ便利屋扱い? いい加減にせえ!
中日・根尾昂(22)の投手転向が決定以降、イライラする日が続いている。いい加減にせえ! という気分である。 私は中日入団前から、「根尾は投手!」と言い続けてきた。5月14日付のこのコラムでも…
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シビアなメジャーでは名将もクビに 日本の監督人事が甘い元凶はCSにある
2000年のシーズン終了後のことだ。横浜(現DeNA)の監督を務めていた私は、当時の球団社長の大堀隆さんに呼ばれ、「ご苦労さまでした」と肩を叩かれた。契約最終年だったこの年は3位。優勝を逃したわけだ…
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重要なのは「データより選手の感性」交流戦であってもそれは変わらない
交流戦が始まった。 日常的に手合わせをしているわけではないセ・パ対決、よりデータが重要になるーーというのはよく聞く話だが、果たしてそうだろうか。 私は、コーチや監督時代、相手チームの…
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中日・根尾をダメにする立浪監督の朝令暮改 私なら本格的に「投手」をやらせる
またか……という思いでいる。さる10日のヤクルト戦で一軍復帰した、中日の根尾昂(22)のことである。 プロ4年目を迎えた今季、根尾は外野手としてスタートした。決断したのは立浪和義監督で、就任…
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完全でもノーノーでも途中降板…味気ないかもしれないが、悪いことではない
当然のことながら、賛否があった。 17日の日本ハム戦で8回をパーフェクトに抑えていた佐々木朗希(20)を交代させた、ロッテ・井口資仁監督の決断である。2試合連続完全試合というとんでもない大快…
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中日投手陣ビジター防御率は4.50…“内弁慶”の原因はハッキリしている
立浪和義新監督(52)を迎えた中日がまずまずのスタートを切った。12試合を終えて6勝6敗。開幕ダッシュはするに越したことはないが、欲張る必要はない。無理はせず、前半戦は勝率5割をキープしていこうと戦…
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プロ野球開幕! アテにならない順位予想だが…「巨人優勝」私なりの根拠
プロ野球が開幕を迎えた。日刊スポーツでの私の順位予想は以下の通りだ。 ▼セ・リーグ 1位 巨人 2位 中日 3位 阪神 4位 ヤクルト 5位 広島 6位 DeNA ▼パ・リー…
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ヤクルトがオープン戦最下位…昨季日本一球団を苦しませる優勝の副反応
ヤクルトの高津臣吾監督(53)の気持ちが分かる。オープン戦8試合を終えて、白星1つの最下位。9日の楽天戦は高卒2年目捕手・内山壮真のソロ本塁打で、4度目のゼロ封負けを免れるのが精いっぱいだった。 …
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新型コロナ対策でNGばかり…気が重くなってきたキャンプ地巡り
ほとほと参った。 恒例のキャンプ取材。15日に名古屋から宮崎に入り、今は沖縄に滞在している。出発前にPCR検査を受け、宮崎でも沖縄でも検査、検査。各球団のキャンプ施設に入るためには、陰性証明…
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阪神・矢野監督の退任表明、選手たちの本音は恐らくこうだ
1998年に横浜(現DeNA)の監督に就任した私は、選手に「オレを『監督』と呼ぶな」と約束させた。「呼んだら罰金1000円!」と付け加えたのは冗談のつもりだったが、当時、“権藤流”の象徴例としてメデ…
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阪神の今季の問題はただひとつ 4番や開幕投手などどうでもいい
「競争」という言葉ほど便利なものはない。 2月からのキャンプを前に、首脳陣がそう言っておけば、なんとなく角が立たない。メディアも「横一線」とか「あるぞ若手の抜擢」「サプライズ起用も」などと、好…
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新庄監督の奇抜な言動の裏に「選手ファースト」 日本ハムは間違いなく変わる
この年末年始、日本ハムの新庄剛志監督(49)は人気タレントのようだった。テレビに出ては、あの奇抜な言動で耳目を集める。球界の中には、眉をひそめる向きもいたかもしれない。 【写真】この記事の関連…
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新庄、立浪、藤本新監督3人に贈る言葉…「監督ほどラクな商売はない」
今オフ、3人の新監督が誕生した。 型破りな抜擢で実現した日本ハムの新庄剛志監督(49)が球界の話題を独り占めにすれば、中日はドラゴンズファン待望の立浪和義監督(52)が就任。名古屋ではビッグ…
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阪神の絶対的守護神スアレスが退団…“葵の紋所”を失ったチームと矢野監督の不安
痛恨の流出になった。 阪神を退団することになったスアレス(30)である。今季42セーブを挙げて2年連続セ・リーグのセーブ王になった絶対的な守護神。“野球は抑え”が持論の私からすれば、これは痛…
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ヤクルト高津監督とオリ中嶋監督 日本Sを争う2人の共通点は「揺るぎない信念」だ
20日から日本シリーズが始まる。 ともにシーズンを制したヤクルトとオリックスとの対戦。下克上などなく、ペナントレースの重みを損なわずに済んだ。文字通り、今年の日本一を決めるのにふさわしいカー…
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三浦大輔DeNAに98年Vメンバーが続々集結 いっそ“史上最強助っ人”ローズも招聘したらどうだ
新聞各紙が、DeNAの人事を大きく報じている。就任1年目の今季、6年ぶりの最下位に終わった三浦大輔監督(47)を支えるべく、コーチ就任が決定した鈴木尚典(49)、斎藤隆(51)に加え、巨人を退団した…