権藤博の「奔放主義」
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日本の先発投手に改めて問いたい「もっと投げたくはないか」
開幕前、ロッテの吉井理人監督と話をした。 「あれだけの投手を中6日、中7日で使うのはもったいない。最低でも中5日で放らさにゃ」 と、佐々木朗希(22)の名前を挙げて、私は言った。これま…
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カブス今永昇太がMLB打者を翻弄する「の」の効用…独特な投球モーションが生む必殺の錯覚
メジャー1年目、カブスの今永昇太(30)が持ち味を発揮している。 初登板となった日本時間2日のロッキーズ戦で6回2安打9奪三振の好投で無失点に抑えて初勝利を挙げると、降雨の影響で4回降板した…
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巨人開幕投手・戸郷翔征はオープン戦防御率5.68でも心配無用 本当の勝負は夏場から
巨人の開幕投手、戸郷翔征(23)が心配されているようだ。 確かに、オープン戦ではピリッとしなかった。4試合で防御率5.68。3試合連続で失点し、29日の開幕を迎えた。結果は6回無失点の好投で…
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楽天「守護神・則本昂大」誕生の条件…カッコ良く試合を締めるのが抑えの仕事ではない
今季のプロ野球で特に注目している選手がいる。先発から抑えに転向する、則本昂大(33=楽天)である。 守護神の松井裕樹がオフに海外FA権を行使してパドレスに移籍。通算236セーブを挙げたその松…
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中日に「中田翔効果」…あとは立浪監督の的確な投手陣の運用含めたベンチワーク次第
今年も宮崎から沖縄へとプロ野球の春季キャンプを巡ってきた。 自宅のある名古屋を出発したのが2月12日。以前ならその時期はまだ、グラウンドを訪ねても、ブルペン投球やフリー打撃を眺めるのがせいぜ…
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画一的な日本の球春はもう飽きた…西武の「5日遅れ」キャンプインはいいことだ
松井稼頭央監督(48)率いる西武が、今年も2月6日にキャンプインした。2年連続で、他球団に比べて5日遅れのスタートだ。オリックスも2日に始動。球春到来を告げる2月1日のキャンプイン、というプロ野球の…
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20年以上前と「お題目」変わらず…プロ野球の試合時間短縮、最も効果的な方策を教えよう
まだそんなことを言っているのか。先日、各球団の指揮官が一堂に会して行われた「12球団監督会議」。主な議題が<試合時間の短縮進行>だったと聞き、呆れてしまった。20年以上前に私が横浜(現DeNA)の監…
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プロ野球新監督を支える「参謀」のヘッドコーチは有事に存在感を発揮できるかだ
今季もプロ野球には新監督が誕生した。 ソフトバンクの小久保裕紀(52)、楽天の今江敏晃(40)、巨人の阿部慎之助(44)の3監督だが、今回はその新監督を支えるヘッドコーチについて書いてみたい…
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今年も12人が移籍「現役ドラフト」の細川成也と大竹耕太郎が大ブレークした必然
数年前にDeNA関係者と交わした会話を思い出す。あれは阪神戦だったか。二軍から昇格してきたばかりの若手選手が見事な本塁打を打った。 思い切りのいいスイングに将来性を感じ、「楽しみな若手がいる…
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中日が前巨人の中田翔を獲得…ポジションかぶりのビシエドはトレードで放出すべき
巨人を自由契約になった中田翔(34)の中日入団が決まり、私が住む地元の名古屋は盛り上がっている。 交渉の場に同席した立浪和義監督が「軸ができる」と早くも中軸起用を示唆すれば、球団代表は選手の…
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中日・立浪監督へ…チーム低迷の原因を“貧打”に求めるのは間違いだ
立浪和義監督(54)が秋季キャンプ終了後、報道陣に「来年もこのままだと思います。こっちの希望はありますが、いろいろ難しい問題もあるみたい」と話したという。 何のことかといえば、本拠地バンテリンドーム…
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巨人阿部監督「ブルペンで投手を評価しない」に大賛成 横目で見るくらいがちょうどいい
まったく同感だ。 宮崎で秋季キャンプを行っている巨人の阿部慎之助監督(44)が、こんなことを言っていた。 「ブルペンで投手を評価しない」 報道によれば、投手陣の印象を聞かれて、…
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「指導者ライセンス」を持つプロ野球監督の増加はすこぶる良い傾向だ
プロ野球にはサッカーのような指導者ライセンスがない。 海の向こうのMLBには、資格取得の免状こそないものの、マイナーリーグから指導者経験を積んで、メジャーの監督に上がるケースが多くある。下か…
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巨人「2年連続Bクラス」の歴史的低迷は阿部慎之助新監督には貴重な体験だ
「天才」は監督に向かないという説がある。自身を基準としてしまい、失敗に寛容になれない。なんでこんなことができないんだ、と選手の目線に立てないというのが根拠の一つだろう。 【写真】この記事の関連写…
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「やることがないから練習する」の凄さ 大谷翔平の2度目の手術、だから私は心配していない
一度だけ、エンゼルスの大谷翔平と食事をしたことがある。あれは、日本ハムに入団して4年目を終えたばかりだったから、2016年のことだったか。都内の焼き肉店だった。 まずはビールで乾杯──普通の…
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巨人と中日の投手が四球を連発するワケ 首位・阪神と実に100個差
阪神272、巨人365、中日371──。なんの数字かといえば、チーム与四球数である。 優勝マジックを点灯させる首位の阪神に比べ、最下位の中日は約100個も多く相手に四球を与えている。リーグの…
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甲子園Vの慶応「エンジョイベースボール」…プロでも指導者が目指すべきところは同じだ
夏の甲子園は、「エンジョイベースボール」を標榜する神奈川・慶応高校の優勝で幕を閉じた。 印象に残ったのは、ピンチでも笑顔を浮かべ、下を向く選手がいなかったこと。大舞台で戦っているプレッシャー…
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DeNAバウアーがあぶり出す日本球界の過保護ぶり メジャーでは「中4日」先発は当たり前
DeNAのトレバー・バウアー(32)は笑っているのではないか。 2020年のサイ・ヤング賞投手は、3月末に来日して5月3日に一軍初登板。ここまで14試合に登板して7勝3敗、防御率2.95の好…
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「ピッチクロック」導入の都市対抗野球では混乱もあったが…私は賛成だ
63年前に私も出場したくらいだから、その歴史は長い。開催中の「都市対抗野球」である。 1927年に始まったこの大会で、新たな試みが行われている。今季からメジャーリーグで導入された「ピッチクロ…
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YouTubeでの私の発言が思わぬ反響…「中日・立浪監督は弱い」と言った真意を明かそう
なんでもそれを、「バズっている」と言うのだそうだ。「権藤が斬る」と題した東海テレビのユーチューブ企画で、今のプロ野球界のさまざまな事象について思うことを忌憚なく語らせてもらったところ、多くのファンか…