注目の人 直撃インタビュー
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谷川浩司九段「藤井聡太さんが本当に強くなるには、少し上の先輩が強力なライバルならないと」
絶対王者に付け入る隙を与えなかった。藤井聡太棋聖(王位=18)がヒューリック杯棋聖戦で現役最強と目される渡辺明三冠(名人、棋王、王将=37)を3連勝で下し、タイトルの初防衛を果たした。いやはや、凄ま…
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共産党・大門実紀史議員がズバリ指摘 「契約書面デジタル化」は消費者保護に逆行する
野党の延長要求に応じず、先月閉じられた通常国会では菅首相肝いりのデジタル改革関連法をはじめ、世論の反発が強い土地規制法なども拙速審議で成立した。特定商取引法・預託法の改正もそのひとつだ。デジタル化の…
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デリヘル給付金訴訟の弁護団長「国会で説明責任を果たさない国は裁判では逃げられない」
デリバリーヘルス事業者が国を相手取った訴訟の行方に注目が集まっている。新型コロナウイルス感染症対策で支給される持続化給付金や家賃支援給付金の対象から性風俗事業者を除外したのは、法の下の平等に反し、違…
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猪瀬直樹氏に直撃 五輪は開催可能と本気で思っていますか
東京五輪開催まで1カ月あまり。世論の8割が今夏の開催中止・延期を求めているが、菅政権はなりふり構わず突き進む。8年前に招致活動の先頭に立った元都知事も、「予定通りの開催」を盛んに発信している。コロナ…
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樋口英明氏「耐震性に着目すれば全ての原発を止められる」
コロナ禍のドサクサ紛れに掟破りだ。福島第1原発事故の惨事を機に定めた「運転は40年まで」の原則が骨抜き。運転開始から40年を超える関西電力の老朽原発が23日にも再稼働する。この暴挙に、かつて原発運転…
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ナニワの名物社長が斬る「維新のやり方はトランプと同じ」
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、中国人団体客向けのバスツアーなど売り上げの約4割を占めていたバス事業が、ほぼゼロに。コロナ禍に苦しむ中、民放のテレビ番組で橋下徹元大阪市長をコテンパンにいわし、…
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原発が嘘を告白し懺悔 ノンフィクション小説の著者に聞く
世界最悪レベルの福島第1原発事故から10年。世界が脱原発に向かう中、日本は「脱炭素社会の実現」を奇貨として原発推進に突っ走ろうとしている。なぜ、世論はブレーキをかけないのか――。原発を主人公に描いた…
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松山英樹を支える2人の男が語る「ドライバー」へのこだわり
メジャー連続Vに向け20日(日本時間)、全米プロゴルフ選手権の初日を迎える松山英樹。日本人初のマスターズチャンピオンになった4月12日は全国でちょっとした異変が起きた。ゴルフショップの店頭から松山が…
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手塚マキ氏「歌舞伎町は誰かがまとめられる街ではない」
23年の間、生きてきた新宿・歌舞伎町はいまなお、コロナ禍のまっただ中だ。ホスト叩き、夜の街イジメが繰り返され、3回目の緊急事態宣言下では事実上の“禁酒令”が敷かれ、飲食店はアルコールを提供できなくな…
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「利他」の落とし穴とブームへの懸念 伊藤亜紗氏に聞いた
新型コロナ禍で「利他性」「利他的な行動」といった概念がちょっとしたブームだ。クラウドファンディングなどの寄付が増え、他者の利益を優先する考え方に関心が高まる。とはいえ、「利他」はけっして「利己」の対…
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TBS小笠原亘アナが語る 松山英樹マスターズV“55秒の沈黙”
松山英樹(29)のアジア人初優勝で幕を閉じた今年のマスターズ。その快挙を生放送で伝えたTBSの中継も大きな注目を集めた。松山がウイニングパットを沈めた瞬間、実況を担当した小笠原亘アナ(48)は「つい…
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元WHO専門委員・左門新氏「コロナ対策は95%達成で十分」
新型コロナウイルスが再び猛威を振るい始めている。感染拡大の第3波が収まらないうちに第4波に突入。従来株よりも感染力が強い変異株に置き換わったためとみられている。緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点…
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岡林信康が語る 23年ぶり全曲書き下ろしアルバムへの想い
「フォークの神様」が先月、23年ぶりとなる全曲書き下ろしアルバム「復活の朝」をリリースした。1968年に「山谷ブルース」でレコードデビューしてから53年。歌詞に込められた思いや自身の「老い」と「死」、…
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最悪のコロナ禍の最前線で奮闘 米在住の日本人医師に聞く
世界最悪のコロナ禍に襲われる米国、それも最前線で患者と向き合うボストン在住医師の著書「医療現場は地獄の戦場だった!」(ビジネス社)が話題を集めている。ワクチン接種開始から3カ月が過ぎ、事態は改善に向…
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高田秀重氏「テークアウト全盛の新生活は『人類の危機』」
コロナ禍になってからプラスチックごみが増えていないだろうか。外食をやめてテークアウト、宅配を頼む。家でジュースやお茶、ハイボールを飲む。みんなプラスチックの容器に入っている。結果、ごみの日にはパンパ…
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塩崎恭久氏「明治以来の平時の発想ではコロナに勝てない」
新型コロナウイルス感染症の第1波が昨春に襲来してから約1年。昨年11月から本格化した第3波は、全国の新規感染者数が依然として連日1000人を超え、下げ止まり傾向が顕著だ。海外由来の変異株の脅威が警戒…
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福島原発「30~40年で廃炉完了」に根拠なし 1F廃炉の先研究会代表が喝破
史上最悪「レベル7」の原子力事故から丸10年――。東京電力福島第1原発(1F)の廃炉作業は今なお難航が続く。国と東電が欺瞞に満ちた「30~40年後に完了」の旗を降ろさぬ中、住民や専門家と一緒に再検討…
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りそなHD社長 南昌宏氏「ウィズコロナで目指すは脱銀行」
菅政権が推し進める「地銀再編」において「再編の核になる」とメディアなどで注目されているのが、りそなグループだ。3メガバンクに次ぐ大手行ながら地域金融機関の顔も持つ。超低金利にコロナ禍が追い打ちをかけ…
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「国際大会は分散開催でしか生き残れない」運営の専門家が提唱
5カ月後に開幕が迫った東京五輪への逆風が強まっている。コロナ禍、世論の盛り下がり、組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言。そうでなくてもここ数年、世界の五輪熱は下火だ。招致や運営費用が高騰し、開催地…
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外出自粛のお願いはなぜ若者に届かず? 原田曜平氏に聞く
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が10都府県で延長されたが、街中の人出は減らない。とりわけ、繁華街では若者の姿が目立つ。無症状感染者が少なくないとされる若者に対し、政府は声を大にして外出…