社内に飛び交った報酬問題 志賀COOを切り捨てた真の理由

公開日:

「日産GT2012」はリーマン・ショックを受けて「一時中断」されたが、二度と再開されることはなかった。新たな成長計画として打ち出したのが「日産パワー88」だ。「88」は世界市場シェア8%、営業利益率8%の目標を示す。

 しかし、2012年3月期から17年3月期までの6年間に及ぶこの計画は最初から「骨抜き」だった。成長計画の相次ぐ未達で経営責任を問われてきたカルロス・ゴーンは、「コミットメントではない。必達目標ではなく努力目標」と予防線を張る。計画を発表する時点でトップが「逃げ」を打つようでは、社内が達成に向けて盛り上がるはずもない。

 業績は伸び悩み、ゴーンの日産自動車社内での求心力はますます低下。大手マスコミも「ゴーン神話の終わり」とあげつらった。さすがのゴーンも責任回避は難しいとみて身代わりを差し出す。それが志賀俊之最高執行責任者(COO)だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  3. 3

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  4. 4

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  5. 5

    広島対策は“丸投げ”? 巨人スタッフ会議で投打コーチ言及

  6. 6

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  7. 7

    巨人は先発6人以外“全員中継ぎ” 勝利の方程式を追加構想

  8. 8

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  9. 9

    ドラ1左腕も“被害者”か…岩隈加入で巨人若手が行き場失う

  10. 10

    ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解

もっと見る