コミットメント経営が崩壊でも居座り続けたゴーンの厚顔

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 2007年4月、日産自動車の決算会見でカルロス・ゴーンは「日産バリューアップでの全てのコミットメント達成時期を1年間延長する」と一方的に宣言した。にもかかわらずゴーンは自らの失敗を認めない。それどころか「当初の目標を割るのはこの8年間で初めてで、多くのことを学んだ」と開き直った。

 報道陣から進退を問われても、「株主の手にかかっている」と自らの経営責任については口を閉ざした。日産株の4割以上を握る最大株主は、自らが最高経営責任者(CEO)を務める仏ルノー。「株主総会でゴーン解任が決まる可能性などなく、絶対に辞任しないと表明したのと同じ。よくも堂々と言ってのけたものだとあきれた」と当時、自動車担当だった経済記者は振り返る。

 おまけに、この日発表した08年3月期の世界販売目標は370万台。日産バリューアップのコミットメントだった420万台を50万台も下回る「未達を前提とした目標」だったのだ。日産社長就任時に「1つでも未達なら社長を辞任する。それがコミットメント(公約)だ」と豪語したのもどこへやら。

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