近藤大介
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近藤大介「週刊現代」編集次長

東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。

米中貿易戦争で漁夫の利…輸入博で盛り上がる日本ブース

公開日:

「改革開放政策を始めて40周年、中国はますます開放政策を深化させ、今後15年間で40兆ドル(約4500兆円)の海外の商品やサービスを輸入していく!」

 5日、上海の国家会展中心に、習近平国家主席の野太い声が響き渡った。「米中貿易戦争」を仕掛けてきた米国の中間選挙にぶつけるかのように、習近平政権の威信をかけた第1回中国国際輸入博覧会が10日まで開かれている。東京ドームの6倍以上の展示スペースに、世界172の国・地域・国際組織から、3600社超が展示品を出すという、世界最大規模の輸入博覧会だ。

 この輸入博で、一番盛り上がっているのが、何と日本企業のブースなのである。上海の日本政府関係者が語る。

「日系企業の参加は約450社に上り、国・地域別で最多です。『匠心×創新(匠の心×イノベーション)』をテーマに、日本製品を積極的に、中国市場に売り込んでいます。このところの日中友好ムードも追い風になって、ジェトロが6月に行った調査では、中国に進出している日系企業の63.8%が、〈今後3年間は中国業務を拡大もしくは維持する〉と回答しています。米中貿易戦争の悪影響が出ているのは事実ですが、それでも3億人のミドルクラスに向けて、日本企業の中国市場での“爆売り”は続くでしょう」

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