安田純平氏が語った意外な人質生活…一時は“お客様待遇”も

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 シリアで武装組織に3年4カ月も拘束されたジャーナリストの安田純平氏(44)が2日、日本記者クラブで会見した。寝返りさえ許されない異常な状況で監禁され、「絶望した」と打ち明けたが、意外な“お客さま待遇”を受けていた時期もあったという。

 監禁場所を転々とさせられた安田氏が、最も追い詰められたのは今年の3月。シリア北西部イドリブ県からさらに南に位置するとみられる村の巨大収容施設で、狭い独房に押しこめられ、物音を立てないか常に看守にチェックされていた。指関節が鳴るだけでスパイ行為を疑われ、電気を止められたというから恐ろしい。安田氏は抗議の意を込めて20日間のハンストに打って出たため、「骨と皮」だけの極限状態に陥ったという。

 そんな地獄を見た一方、意外な“厚遇”を受けたこともあったようだ。

 組織が日本側との身代金交渉を検討していた2015年6月、一戸建ての民家に監禁されていた安田氏は「ゲスト」扱いで、荷物は奪われたが日記を書くことは許された。しかも、看守からは「ボスは英語で書かせろと言ったけれど、『母国語でなければ日記を書くのは難しいぞ』と言って認めさせてやった」と、意外な親切心を見せられたというのだ。さらに、「我々は殺すことは絶対にない」と再三伝えてきたという。

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