存在感増すIT企業 グーグル開発子会社「ウェイモ」の動向

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「自動車産業は今、100年に1度といわれる大変革の時代に突入し、ライバルも競争のルールも変わり、まさに未知の世界での生死をかけた戦いが始まっている」

 5月9日の決算会見で、トヨタ自動車の豊田章男社長はこう話したが、自動運転の領域はまさしくその土俵といっていいだろう。IT企業をはじめ、これまで車とは縁が遠かった企業が続々と自動運転技術の開発に取り組んでいるからだ。

 しかも、IT企業は自動車会社とは発想も仕事の進め方も全く違う。とにかくスピード優先で、高い目標を掲げてひたすら走るといった感じなのだ。ものになりそうな技術があれば、すぐに実際に使ってみる。自動車会社が二の足を踏みそうなものでも、使ってみて問題があったら直していくという姿勢だ。

 そんなIT企業の代表がグーグルといっていいだろう。同社は自動運転研究開発子会社ウェイモを持ち、そこで日々、走行実験を重ねて自動運転に関わるデータを集め分析している。その量は群を抜き、それを基に開発された自動運転のソフトウエアは他社を完全に凌駕しているといわれている。

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