有森隆
著者のコラム一覧
有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

パソナグループ<下>「平成の政商」と呼ばれた南部代表

公開日:

 パソナグループ代表の南部靖之は、1952年、神戸市生まれ。関西大学工学部在学中の76年2月に人材派遣会社テンポラリーセンター(現パソナグループ)を設立した学生起業家だ。

 90年代末のベンチャーブームの頃に、南部は現在のソフトバンクグループ社長の孫正義、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)社長の澤田秀雄とともに「ベンチャー三銃士」と呼ばれた。ここから南部は人材派遣業界の主役として表舞台に登場する。

 2001年に誕生した小泉純一郎政権は、市場での自由な競争を促す構造改革を打ち出した。小泉構造改革を担ったのが神戸出身の経済人たちだった。エンジン役となった経済諮問会議の民間議員はウシオ電機会長の牛尾治朗、総合規制改革会議議長はオリックス会長の宮内義彦が務めた。改革会議が立案した規制改革案を諮問会議が政策に取り入れた。諮問会議と改革会議は小泉改革の両輪であった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること

  2. 2

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

  3. 3

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  4. 4

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  5. 5

    広島対策は“丸投げ”? 巨人スタッフ会議で投打コーチ言及

  6. 6

    常盤貴子「グッドワイフ」上昇のカギは美魔女の輝きと気概

  7. 7

    巨人は先発6人以外“全員中継ぎ” 勝利の方程式を追加構想

  8. 8

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  9. 9

    ドラ1左腕も“被害者”か…岩隈加入で巨人若手が行き場失う

  10. 10

    ボールの下にバットを入れる“ホームラン打法”に対する誤解

もっと見る