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米ロの思惑一致 シリア緊張長期化で原油高キープの破壊力

 原油高は長引くのか――。

 トランプのシリア攻撃で、原油価格の高騰は必至だ。すでに、警戒感から先週末(13日)のWTI先物価格は1バレル=67.39ドルと約3年4カ月ぶりの高値を付けていた。シリア攻撃が実行され、今後、70ドルを突破し、80ドルも見え隠れする。シリア問題では対立するトランプとプーチンも、原油高は望むところ。原油高キープのため、両大統領はわざと緊張を長期化させるのではないかとの見方も登場している。

 原油価格(WTI)は昨年前半、40ドル台だったが、産油国の減産などで6月から上昇に転じ、今年1月以降は60ドル台で推移していた。その後、需給は緩み傾向で、投資家の間では、年末までに50ドルに下落するとの見方が広がっていた。

「トランプ大統領が進める“シェール革命”は、原油高が前提です。シェールガス・オイルのコストメリットは、原油価格50ドル台ではギリギリなので、60ドル台以上はキープしたい。70~80ドル台であれば、安心してシェール開発ができます。一方、プーチン大統領にとって原油価格は最大の関心事。ロシアの輸出は、6割以上を原油や天然ガスなどの鉱物資源です。原油高は、ロシア経済の好転に直結します。ちょうど原油市況が軟化してきたタイミングでのシリア攻撃です。米ロは、決定的な軍事衝突は避けながら、ズルズルと緊張を長期化させて、原油高を維持するのではないかという見方もあります」(兜町関係者)

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