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改ざん、隠蔽…行政の不正続発の背景に“政府の活動の質”

  ――行政というより政治の側に問題があると。

 政府の活動と公文書管理と情報公開は、三つ巴の関係だと思っています。政府の活動の質が悪いとできてくる公文書の質も悪い。質の悪い仕事をしていると、あまり記録しないようにしようとなるし、公文書の中身も質が悪いので、早く捨てたくなる。情報公開すると批判されるから、なるべく公開しないようにしようとか、薄い記録にしておいて何だか分からないようにする。あるいは過剰な非公開に走ったりする。政府の活動の質が悪く、不適切なことをしていると、公文書も情報公開もそれに影響を受けることになるのです。

■独立した常設の監察組織が必要

  ――情報公開で政府の活動をただすことにも限界がある。

 政府活動そのものを適切なものにしていくよう手を入れないとダメです。現に、文書改ざん問題で財務省に自浄作用や是正能力がないことが分かった。これは行政組織全体に言える話です。役所内に「内部監察」という仕組みはありますが、もっと独立性のある監察組織が必要です。

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