ワセダクロニクル渡辺周編集長<4>当局提供ネタよりも発掘

公開日:

 2000年4月、朝日新聞に補欠合格した渡辺は新聞記者になった。初めての報道現場である。

 初任地は島根県だった。1年目は当然、県庁、警察回り。その他に、イベントや季節ものを書かされた。

「真夏日」の取材を命じられた渡辺が書いたのは、イギリスから来たサーカス団のトラたちが暑さでぐったりしている記事である。整理部の先輩が悪ノリして「暑い真夏日 帰りタイガー」と見出しをつけたが、実際の紙面では「サーカスのトラ ぐったり」になっていた。

 ま、たわいのない季節ものなのだが、入社後半年研修の際、渡辺は自分の「自慢の一本」として、この記事を持って行った。同期たちは、警察取材の「抜きダネ」を持ち寄った。渡辺は「帰りタイガー」取材の苦労話を説明した。講師役の記者は「もうええわ」と遮った――。 

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  2. 2

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    「団十郎」襲名の海老蔵が「白猿」に込めた暴行事件の自戒

  5. 5

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  6. 6

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  7. 7

    実業家と交際報道も…深田恭子と亀梨の“愛犬散歩”目撃情報

  8. 8

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  9. 9

    芸人から女優へ イモトアヤコは“第2の泉ピン子”を目指す?

  10. 10

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

もっと見る