• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

消えない傷あと 福島移住の柳美里氏が触れた被災者の思い

 11日で東日本大震災から7年。東京電力福島第1原発はいまだに汚染水をコントロールできず、廃炉の方法すら分からない。警戒区域や避難区域が徐々に解除され、日常は戻ってきているが……。原発から20キロ圏内の福島県南相馬市に震災後移り住んだ芥川賞作家の柳美里氏に、住んだからこそ分かる被災地の課題や被災者心理などを聞いた。

■南相馬の文化、風土、気質に惚れた

  ――震災から4年後の2015年に南相馬市に移住されました。きっかけは何だったのでしょう?

 話せば長くなるんですが、一言で言えば臨時災害放送の収録のためです。私が最初に南相馬を訪れたのは2011年4月21日。枝野幸男官房長官の「翌22日をもって原発から半径20キロ圏内を『警戒区域』に指定する」という発表を聞いたとき、立ち入り禁止になる前に町を見ておかなければ今後、町の人と関わるときに話ができなくなると思ったんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キーマンは“任侠”代表 急浮上する山口組3派再統合話の行方

  2. 2

    黒田総裁は“白旗”か…ついに日銀が「株を買うのをやめた」

  3. 3

    総裁選の争点に 石破氏の秘策は「加計問題」と「脱原発」

  4. 4

    今年も唯一ゴルフ不参加…福田元首相はやっぱり“アベ嫌い”

  5. 5

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  6. 6

    地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

  7. 7

    イメージダウン必至の日本大学 新入生の半数は付属から

  8. 8

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  9. 9

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

  10. 10

    ベトナムに完封負けも…森保U-21代表は優勝候補の韓国回避

もっと見る