子どもの貧困対策を民間に丸投げ 安倍政権の“冷血と卑劣”

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「今のところ、子どもの貧困対策は、15年に創設した『子供の未来応援基金』がメインになっています。すでに9億円以上の寄付が寄せられ、NPOによる学習支援や『子ども食堂』などに活用している。ほかにも古本や子ども服のリサイクルを活用した寄付などの仕組みも始まりました」(内閣府関係者)

 要するに、貧困対策は民間に丸投げということ。政府として本腰を入れる気はない。しかし、寄付は安定財源にならないし、9億円が集まったのだって、ひとりで4億円も寄付した篤志家がいたからだ。基金で貧困対策を賄っていくのは無理がある。

「子どもは国家の宝です。首相自身、『消費税の使い道を見直し、子育て世代、子どもたちに大胆に投資する』と宣言して総選挙に勝ったのだし、子どもの貧困対策は社会保障として国の予算でしっかりやるべきです。民間の善意に頼るような話ではない。何百億円もするミサイルや戦闘機を買うカネがあるのなら、なぜその1割でも貧困対策に振り向けられないのか。海外でバラまく前に、まず自国で貧困にあえいでいる子どもたちに目を向けてほしい。いくら安倍首相がお坊ちゃん育ちで子どもがいないからといって、子どもの貧困問題にここまで無関心でいられることが信じられません。本当に困っている人を救うのが政治のはずです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

 安倍政権で経済格差は拡大の一途。子どもの貧困対策は喫緊の課題だ。子どもを見捨てる国に未来はない。

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