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高橋乗宣
著者のコラム一覧
高橋乗宣エコノミスト

1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。

激動を振り返る 悲劇の金融危機で「平成」締めくくるのか

 天皇退位の日程が「再来年4月30日」に決定した。改めて「平成」を振り返ると、激動の時代だったなと痛感させられる。

 冷戦が終わり、バブル景気がピークを迎えた頃に改元し、すぐさま、バブルは崩壊。その後はデフレが延々続き、「失われた10年」は「20年」へと延びていった。

 天変地異も吹き荒れた。平成2年には長崎県の雲仙普賢岳が198年ぶりに噴火。平成12年には北海道の有珠山が大爆発し、真っ二つに割けた。平成26年には長野・岐阜両県境の御嶽山が噴火し、死者58人、行方不明者5人という戦後最悪の火山災害となった。

 この間、平成7年には死者6434人の阪神・淡路大震災に見舞われ、平成16年に新潟県中越地震、平成20年に岩手・宮城内陸地震などM7級の巨大地震が続発した。そして平成23年にはM9の東日本大震災が発生。1万5000人以上が犠牲となり、今なお2500人超が行方不明のままだ。

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