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斎藤貴男さん<下>権威をカサに一方的に潰しにかかるのが嫌

二木 最近の社会問題でいうと少数者排除があります。喫煙もそのひとつ。ちゃんと分煙環境をつくればいいと思うのに、受動喫煙防止法(健康増進法改正)の議論では、分煙も許さないという感じです。たばこを吸わない斎藤さんは今の風潮をどう見ていますか。

斎藤 その通りですね。僕自身は最初から吸わなかった。僕は1958年生まれですけど、僕らの高校生の頃、成人男性は吸わなければ男じゃないという状況でした。それで高校生ぐらいから周りは吸い始めるのですが、慣れていないからむせながら吸ったりしているわけ。それを見て嫌だと思ったのが最初ですね。

二木 当時は少数派だったわけですね(笑い)。

斎藤 ほとんどいなかった。僕が許せないのは排除する側はもちろんですが、排除されると吸わなくなる人にも腹が立つ。ガキの頃吸ってたのに、いつのまにか禁煙して、僕が禁煙をファシズムだとか言うと“お前なに古臭いこと言ってるんだ”と言い出す。(そういう人に対しては)吸うことも、吸わないことも世の中に合わせるなんて、よくできるなあと思いますけどね。

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