丸山久雄さん<2>電話料金回収率100%達成で金一封5万円

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 1981年の入社(日本電信電話公社)当初、7000円台だった株価は、景気拡大の波に乗ってじわじわと上昇。3年後には、1万円の大台に。そのころ、電報の発信通数は4000万件台で電報全盛時代だった。

「早出、日勤、夜勤の3交代をローテーションで回す仕組み。土日も関係なし。2年目に成人式を迎えるけど、正月は繁忙期だから、過密ローテで、成人式は出席できない。高卒でウチに入社した連中は、一人も出席していないと思うなぁ」

 仕事が終わって仲間と飲む。立川の駅前にあった第一デパートは、出会いの場だった。

「6階建ての最上階にバーがあってさ、ナンパ待ちの女の子がいたんだ。朝まで営業していたから土曜の夜はフィーバー状態。よく先輩と繰り出した。“お持ち帰り”したこともあったしね」

 1回目の異動を経験したのは、仕事も遊びも覚えてきたころだった。入社後3年での新天地は、料金課。電話契約者の自宅や事務所を回っての料金の回収だ。

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