小野員裕さん<5>「おいしい店を探して知らない町を徘徊」

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 小野さんは今、「元祖カレー研究家 小野員裕」のタイトルで食べ歩きブログを開設している。

 こういう場合、高級レストランやおしゃれな店を紹介しがちだが、小野さんは徹底して庶民の味にこだわる。ブログで紹介するのは、雑居ビルの隙間にあるような古い中華料理屋であったり、スナックのママの昼ランチだったりする。

「おいしい店、ご主人の人柄のいい店、地元民に愛されている店を基準に選んでいます。ですから、どんなにおいしくてもホスピタリティーの悪い店は紹介しません。つまるところ、何度も通いたくなる店です。実のところ、この基準をクリアできずにボツにする店も結構多いのです」

 驚くことに、ほぼ毎日更新し続けている。

「ほぼ毎日、朝に電車に乗って知らない町へ行き、街中を“徘徊”しています。徘徊しているうち、興味を持った店に目星をつけ、営業が始まったら飛び込みます。私は基本的にネットの評価には頼りません。正直、昭和の頃から変わらないようなボロボロの外観の店もありますが、入ってみて定食やラーメンを食べてみると、これが驚くほどうまかったりします。当たり前ですが、何十年も潰れずに営業しているということは、それだけで味が保証できる。住宅街にひっそりたたずんでいる店でさえ、常連をひきつける魅力があるから残っているのです」

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