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奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

日本の農家が好んで使う “ミツバチ大量死”農薬の危険性

 ヒトの脳は5歳で90%がつくられ、12~19歳でほぼ完成するそうだ。とりわけ深刻なのは、胎児や幼児は脳を毒物から守る脳関門が未発達で、ネオニコチノイド系農薬も簡単に入ってしまう可能性がある。ニコチンが脳関門を通過するように、ネオニコチノイド系農薬はニコチンに似た作用と分子構造を持っているせいかもしれない。子供がたばこを吸うと悪影響を受けるのと同じだ。

 それがどんな結果をもたらすかといえば、もっとも危惧されているのが自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害の原因となる可能性だが、最近では認知症との関連も疑われている。(つづく)

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