• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
加来耕三
著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

謀叛の疑いで改易された本多正純 徳川家康に親子で貢献も

 徳川家康・秀忠親子に仕え、権力の中枢に食い込みながら、改易させられてしまったのが、謀将・本多正信の嗣子・正純です。正純の失脚には有名な「宇都宮釣天井事件」の伝説まで生まれました。

 家康の帷幄の謀臣として地位を得た正信ですが、実は彼は若いころ三河(現・愛知県東部)の一向一揆に加担して、家康と対立した過去がありました。一揆が和睦となり、正信は三河に留まることができず、諸国を遍歴。この体験から、情報分析力と判断力を身につけました。

 その後、大久保忠世(彦左衛門の実兄)のとりなしで帰参がかない、家康のブレーンとして実力を発揮します。

 本能寺の変のおり、いち早く情勢を分析し、家康を堺から三河に脱出させたのも、豊臣秀吉の死後、石田三成を加藤清正や福島正則らの襲撃から守ったのも、正信の知恵によるものでした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    進学説の真偽は…金足農・吉田輝星めぐるプロ争奪戦の内幕

  2. 2

    森達也氏が危惧 オウム以降の日本社会は「集団化」が加速

  3. 3

    逸材ゴロゴロ 夏の甲子園“契約金1億円”ドラ1候補7人の名前

  4. 4

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  5. 5

    翁長氏が後継指名 玉城氏出馬でどうなる沖縄知事選の行方

  6. 6

    元大リーガー・マック鈴木さん 酒豪ゆえに付いたアダ名は

  7. 7

    黄金世代が上位独占も…評論家が女子ツアーの現状憂うワケ

  8. 8

    地元は必死に寄付金集め 金足農“想定外”快進撃の舞台側

  9. 9

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  10. 10

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

もっと見る