• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

焼肉きんぐの「物語コーポ」社長・加治幸夫さんの巻<5>

「Mi Cafeto」

 コーヒーも好きでね、よく飲みます。中でもすごいなぁと思うのが、コーヒーハンターと呼ばれる川島良彰さん。何がすごいって、生産者の人権や自然環境を守りながら、コーヒーの市場を適正化しようとしているんです。

 ワインは、年代や産地によって品質が異なり、金額が違います。同じエリアでも、畑ごとに土壌や太陽のあたり方が違って、ブドウの質が変わっていく。その品質の違いが、ワインの価格に反映され、ワインの愛好家はその価格を受け入れますよね。

 ところが、コーヒーは必ずしも品質の違いが価格に反映されているとは限りません。大手のコーヒー業者が、安い豆をブレンドして安く売ってきた。品質のいい種類なのに、そのよさをアピールしてきませんでした。そのおかしさを突いたのが川島さんです。

 世界には、コーヒー豆を栽培しながらも、コーヒーでは生活できないので、大麻栽培を生活の糧にしているところもあったらしい。川島さんは、そういうところに自ら出向いて農業指導します。土壌の管理や収穫の時期、精製・加工、焙煎などコーヒー作りのすべてを指導して、適切な価格で取引できるようにするんです。

 価格に見合ったおいしいコーヒーができて、消費者も適正価格で楽しむことができれば、生産者も消費者もうれしい。生産者は大麻などを栽培せずに済むんです。世界の農園を渡り歩いて、コーヒーにもワインと同じような品質のピラミッドがあることを訴えているんですよ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

  2. 2

    菅長官が“枚方市”を誤読し大炎上…被災自治体「抗議した」

  3. 3

    9歳女児が下敷きに “違法建築ブロック塀”誰が有罪になる?

  4. 4

    高プロの仰天デタラメ実態「年収1075万円以上」に根拠なし

  5. 5

    神戸市64歳職員が1日3分の“中抜け”で厳罰減給になったワケ

  6. 6

    米朝会談後に「空白の8時間」 金正恩は何をしていたのか

  7. 7

    消防士の腕で眠る赤ちゃん…写真が急拡散したそのワケとは

  8. 8

    原発再稼働で二枚舌 新潟県知事にくすぶる“選挙違反”疑惑

  9. 9

    “大口”止まらず…本田圭佑が「結果にコミット」と独演会

  10. 10

    父の遺体をBMWに乗せて埋葬…ナイジェリア男性に非難殺到

もっと見る