年金は65歳から受け取るべき? 受給を増やす3つの制度

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 老後の生活設計で、収入の柱となるのが年金だ。「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2016年度末)によると、厚生年金受給者の平均年金月額は14万8000円。決して十分な金額とはいえないが、これなしで暮らしていける富裕層はごくわずかだ。

 実際、65歳になっても年金を受け取らない「繰り下げ受給」を選んだ人は、たったの1・2%しかいない。後で受け取れば支給額が上がると分かっていても、目の前の生活でアップアップになっていれば、選択の余地はない。毎年のように改悪される制度への不信感も、「もらえるうちにもらっておこう」という結論を導きやすいだろう。

 だが、15年の国勢調査を基に作成された第22回生命表によると、65歳の平均余命は19・41歳だ。現在65歳の人は、84歳まで生きられることになる。そこから考えれば、大半の人は繰り下げ受給をした方が得だろう。最長の70歳まで受け取り時期を遅らせれば、支給額は42%増額される。その場合、82歳まで生きれば、65歳から受給した総額を上回るのだ。

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