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効能がありそう! 茶色の湯の花が浮かぶ横向温泉の開放感

 混浴は歴史的に古い温泉場に多いと以前書きました。それはもともと“混浴が基本”だったから。男女別になったのは明治時代からだそうです。今は逆に新しい混浴風呂は法律でつくれないそうですから、貴重なんですね。

 だからでしょうか、混浴だけ、あるいは混浴と女湯だけという温泉場が少なくありません。もともと混浴しかなかったところに、女湯だけ足したのでしょうか。

 福島県の安達太良山の麓にある横向温泉「中の湯旅館」もそのスタイルでした。建物は見るからに年季が入っていて、良く言えば“ひなびた”、率直に言えば“ボロっちい”、素泊まりのみの湯治宿。50メートルくらいある廊下に沿って小さな部屋がズラッと並び、奥には自炊用の台所がありました。

 ラグジュアリー感はゼロですが、お風呂は源泉かけ流しで24時間入れます。脱衣所は男女別で、男性の脱衣所は混浴内湯に、女性の脱衣所は女湯内湯につながっていて、女性が混浴内湯に入りたい場合は一度女湯を通ってこなければなりません。女湯内湯の片隅に混浴内湯に通じる小さな格子扉がついていて、そこから出入りします。

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