• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

しりあがり寿さん<1>就職活動はキリンビール1社だけだった

 漫画家のしりあがり寿さんは、元キリンビールの社員。多摩美術大学でグラフィックデザインを専攻し、入社後は商品開発や宣伝を担当するマーケティング部に配属になった。1980年代半ばのハートランドビールや、90年代の大ヒット商品「一番搾り」の開発に携わったという。いま、13年間に及んだサラリーマン生活を振り返る――。

「入社は1981年です。ボクは多摩美のグラフィックデザイン専攻で、優秀な人は電通や博報堂に入ってクリエーターになる人が多かった。ただ、広告もやりたかったけど、漫画も描きたくてね。

 代理店とかプロダクションに入ってしまうと残業とか大変そう。それに比べたらメーカーの宣伝部の方がマシかも……。学生時代はそんな甘っちょろい考えがあったんでしょうね。当時は、サントリー、資生堂、松下電器あたりが大学生の憧れの企業。夏休みの最中は、出版もいいかなぁとも考えてたんだけど、英語のテストがあるらしいと聞いて断念しました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事