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大隅潔さん<5>ジャンボ尾崎の機嫌を直した宮沢りえの一言

 ほっと安心だが、まだ苦難は続く。

「忘れもしない12月26日の習志野カントリークラブ。その日は朝から雪で、ジャンボは『こんな日にプレーさせたら、風邪をひいて二度と裸になれないぞ』と帰ろうとするのです」

 それでは元日の紙面に間に合わない。実はこの窮地を救ったのは、宮沢りえだった。

「彼女は初対面のジャンボのことを“ジャンピー”と呼んでいましたが、ふてくされかけた彼を『ジャンピー、そんなこと言わないで。お昼から雪もやむというから、私とワインとコーヒーでも飲みながら待ちましょうよ』と説得してくれたのです。いやはや、すごい女性だと思いましたね」

 ジャンボは「女性と子供には教えない」という以外にも、「年を取ってもシニアツアーには出ない」と常々言っていたという。

「今年で71歳になったし、いつも予選落ちばかりだけど、その頑張りには頭が下がります」

 =おわり

(聞き手・加藤広栄)

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