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忍び寄る 「健康格差」 NHKディレクター神原一光氏が警鐘

若年の非正規に糖尿病が蔓延

 小泉政権以来の規制緩和で世の中は「勝ち組」「負け組」に分けられ、「格差社会」といわれるようになって約10年。格差は高齢者や子どもにまで広がり、経済的な格差が健康面や寿命にまで関係するという衝撃の研究結果も出てきている。そんな「健康格差」に焦点を当て、徹底調査してきたのがNHKディレクターの神原一光氏。昨年のNHKスペシャルの放送に続き、先月は本も出した(講談社現代新書)。このまま「健康格差」を放置しておくと、この国の土台が崩れてしまいかねない深刻な問題だという。

  ――「健康格差」とは、ハッとするタイトルです。

 NHKスペシャルの「私たちのこれから」を今年6月まで担当していました。この番組は専門家だけでなく一般の市民も招く討論シリーズです。全国の皆さんが気になることは何だろうと考え取材していくと、年金、医療、雇用、少子化など社会保障の問題にあたりました。やはり、最も身近ですから。その取材の中で「健康格差」という問題に出合ったのです。

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