日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

勝率トップ8割3分7厘も藤井四段には「通過点」にすぎない

 藤井聡太四段(15)は昨年12月のデビュー戦以来、負けなしで連勝街道を驀進していった。そして今

 年6月26日に竜王戦で増田康宏四段(20)に勝ち、29連勝の新記録を達成した。7月2日に竜王戦で佐々木勇気六段(23)に敗れて連勝記録は29で止まったが、その後も好成績を挙げている。

 11月下旬には最年少記録の15歳4カ月(2位は羽生善治竜王の16歳6カ月)、四段昇段から最速記録の1年1カ月(同じく羽生の1年3カ月)で、公式戦通算50勝に達した。

 ただ藤井四段にとって、この記録は通過点にすぎない。

 藤井四段の今年度の成績は12月5日時点で、対局数は49局、勝利数は41勝、勝率は8割3分7厘。連勝記録を含めたいずれの記録部門でも1位である。


 ちなみに歴代1位の年度記録は、対局数は羽生の89局(2000年)、勝利数は羽生の68勝(同年)、勝率は中原誠の8割5分4厘(五段時代の1967年)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事