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8年間で来場者が倍増「地獄谷野猿公苑」の魅力と希少性

 長野県の山ノ内町、志賀高原の麓にある地獄谷野猿公苑は1964年の開苑。昔から自然に近い状態のニホンザルが観察できるスポットとして知る人ぞ知る場所であった。

 近年、この野猿公苑に外国人観光客が押し寄せている。来訪した秋の平日は半分以上が欧米人。まるで外国の観光地にいるようだ。

「年間でいえば約4割が外国人のお客さまですね」(地獄谷野猿公苑の営業主任・滝沢厚さん)

 何が外国人客たちを引きつけているのか?

「まず、猿自体が外国人にとって珍しいのです。ニホンザルは『北限の猿』ともいわれ、日本より北にあるヨーロッパには猿は生息していません。また北米やオセアニアにも猿はいません」(滝沢さん)

 日本では山の方に行けば比較的遭遇しやすい猿も、彼ら外国人にとっては極めて珍しい新鮮な魅力に満ちた存在だったのだ。これは逆に日本人にとっては盲点だ。

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