• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
吉川圭三
著者のコラム一覧
吉川圭三

1957年、東京都生まれ。82年に日本テレビに入局、「世界まる見え!テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」などを手掛ける。現在、ドワンゴのエグゼクティブプロデューサーを務める。近著に「たけし、さんま、所の『すごい』仕事現場」(小学館)がある。

長年ライバルのビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズ<後編>

 サム古川氏は1986年にマイクロソフトに入社し、ウィンドウズ攻勢の日本における指揮を執りながらビル・ゲイツを真近で見ていたがとても細かかったという。例えばコピー用紙1枚のコストにも目を光らせていて「こんなにコピー用紙が高いのなら、私がその納入業者に日本まで直接交渉しに行く」とのたまっていたという。ゲイツは95年、ついにエコノミー移動からプライベートジェットに変えたが、機中でハンバーガーを食べ、手に付いたケチャップを真っ白な皮のシートで拭いていた。また来日した際、なかなかゲートから出てこないので、調べてみるとパスポートを忘れてきたという珍事件も。古川氏によるとある種の天才的変人でもあった。小さな事にも妥協しないゲイツだが、古川氏が退職するときにはこれ以上ない豪華なパーティーを“自腹で”開いてくれたという。

 一方のジョブズは、強引さゆえにアップルを追われ、97年に復活したが、その時に驚くべき手を打つ。ボストンの巨大モニターに突然マイクロソフトのビル・ゲイツが現れ、技術提携とマイクロソフト社からアップルへの巨額投資が発表された。観衆はもとより、アップル関係者も度肝を抜かれた。それはあたかも友情に見えたが「策士同士の計算づくの発表」だった。2人の“握手と喧嘩”はその後も続く。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    静香次女コウキ ファッション業界で囁かれる“本当の実力”

  2. 2

    太った? 元AKB小嶋陽菜のムッチリ体型にファン容赦なし

  3. 3

    ロバート秋山はCM8社で第3位 起用理由をスポンサーに直撃

  4. 4

    朝鮮半島のパワーゲームで日本は…共同通信・磐村氏に聞く

  5. 5

    元立教大生に聞いた 「奨学金破産」で人生転落するまで

  6. 6

    小倉智昭、ジャニ勢は…ワイドショー改編で首筋寒いMCたち

  7. 7

    可愛い“宝物”は24歳に…「孫」がヒットの大泉逸郎さんは今

  8. 8

    映像は地味だが…「ポツンと一軒家」高視聴率で健闘のワケ

  9. 9

    米が次期戦闘機ゴリ押し 安倍政権は血税1400億円をドブに

  10. 10

    指揮官との面談拒否し窮地 Gゲレーロはオフにトレードか

もっと見る