• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「ドラゴンスリーパー」長崎尚志著

 久井重吾は、神奈川県警捜査1課の元警部補。その取り調べが、脳天に杭を打つような鋭さを持つことから「パイルドライバー(杭打ち機)」の異名を持つ。退職後は県警のアドバイザーを務めているが、かつての上司・諸富が殺害されたとの報が届く。しかも、顔にビニール袋をかぶされ、浴槽に漬けられるという、13年前の少女殺害事件の手口とそっくりだった。

 久井は県警からの要請で、一家3人殺しを共に解決した中戸川俊介巡査部長と組んで捜査に当たることに。

 調べを進めていくうちに、諸富が退職後も、やはり13年前に起きた中国マフィアが絡んだとみられる未解決事件を追っていたことが判明。さらに、その事件には公安も強い関心を払っていたことから、事件は複雑さの度合いを深めていく――。

 元上司の捜査手法を思い浮かべながらその足取りを丹念に追っていく久井。そんな伝説の刑事を憧れの目で見ている若い中戸川。老若コンビが活躍する新機軸の警察ミステリーのシリーズ第2弾。

 (KADOKAWA 1600円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    被災者よりも総裁選…安倍首相「しゃぶしゃぶ夜会」のア然

  2. 2

    今井美樹に続く批判 20年たっても解けない“略奪愛”の呪い

  3. 3

    熊本では逮捕されたが…大阪北部地震でも現れた「愉快犯」

  4. 4

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  5. 5

    コロンビアに勝利も…釜本氏は攻撃停滞と決定機ミスに注文

  6. 6

    視聴率は歴代最低…AKB48総選挙が描く“下降曲線”の危機感

  7. 7

    総選挙でトップ3に入れず…AKBは“本体”弱体化が最大の課題

  8. 8

    加計理事長が突然の会見 W杯と地震に合わせ“逃げ切り作戦”

  9. 9

    全国一元化を口実に…安倍政権が障害年金支給カットの非情

  10. 10

    セネガル戦は苦戦必至 日本のキーマンとリスク回避策は?

もっと見る