• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

薬の専門家が教える“薬いらず”になる健康法

「薬のいらない健康な生き方」千葉良子著

 日本薬科大学客員教授である薬剤師の著者は、“薬はリスク”と言い切る。西洋医学の薬は化学薬品であり、すべての化学薬品には致死量があり、副作用とはその前段階にあるもの。そのことをもっとも熟知しているのが薬剤師であり、自身が病気になっても薬との付き合いを最小限に抑え、その分、薬に頼らずに済む健康法も数多く知っているそうだ。本書では、日々の生活の中で手軽にできる健康法を、科学的データをもとに紹介している。

 緑豊かな森の中を歩くと心身ともに癒やされるが、実際に森林浴には血圧を下げる効果があることが分かってきた。森林内を歩行すると森林外と比べて収縮期血圧が15~20㎜Hg低下し、ストレスホルモンも減少するというデータがある。

 都会暮らしでは頻繁な森林浴は難しいが、室内にスギやクロモジなどの芳香を拡散させて疑似森林浴状態をつくった実験でも、一定の効果が表れるという。

 加齢に伴いドライマウスになる人も増えてくるが、唾液の分泌量が減少すると口の中の細菌が増殖しやすくなり、免疫力が低下して風邪や肺炎のリスクが高まる。また、糖尿病や心疾患とも関連するといわれる歯周病も悪化しやすくなる。これらを防ぐためには、顎マッサージの習慣化がお勧めだと本書。耳の下から顎の下までを4~5カ所に分けて親指で押しながら、「アイ、アイ」と声を出してみよう。唾液量の増加で免疫力も強化され、薬に頼らない体づくりにつながるはずだ。 (ダイヤモンド社 1300円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    キムタクは“御一行”で…被災地を単身訪れた斎藤工との差

  2. 2

    小川アナの左腕が物語る…嵐・櫻井翔“新恋人報道”の違和感

  3. 3

    元SMAP3人は自由を謳歌 シャッフルして新たな仕事が急増中

  4. 4

    徳永有美アナが古巣に復帰 「報ステ」現場は大ブーイング

  5. 5

    大激怒から落胆へ…爆問・太田“裏口入学”報道の複雑胸中

  6. 6

    太田光“裏口”報道は法廷へ 光代社長「橋下先生に委任状」

  7. 7

    日本人拘束は進展ナシ…「安倍3選」を阻む北朝鮮の仕掛け

  8. 8

    流した浮名は数知れず 前田敦子&勝地涼“電撃婚”の舞台裏

  9. 9

    県警・消防は380人動員 なぜ理稀ちゃんを発見できなかった

  10. 10

    巨悪に甘い日本の大メディア 米新聞トランプ一斉批判で露呈

もっと見る